APIテストサービス
August 10, 2021ReactやVueで作られたモダンなwebアプリや、iOSやAndroidで動作するモバイルアプリは、RESTやGraphQLなどのAPI経由でサーバーとのデータのやり取りを行います。
グローバルでAPIのテストの市場は毎年20%ほど成長しているという統計もあり、これからますます需要の増えるテストと見られています。
APIをテストする理由
パフォーマンス
各APIが高負荷時でもボトルネックやエラーなしでリクエストに対してレスポンスを返するデータフローを可能にします。
セキュリティー
脆弱性を取り除き、データ漏洩などサイバーセキュリティの脅威が無いことを担保します。
持続可能
将来的な機能拡張も含め、APIが問題無く拡張されるために専門家がアドバイスを行います。
機能の保証
各APIがエンドユーザーに対して仕様に沿った機能を提供しているかの確認を行います。
APIテストのアプローチ
以下のアプローチの一部や全てを用いてAPIテストを行います。
ユニットテスト
ソースコードのユニット毎にテストを行い、異なる入力や様々な条件下で設計通りの動作をするかどうかを確認します。
コンポーネントテスト
スタブとモックの手法を使用してAPIアーキテクチャの各コンポーネントを分離し、デプロイの前後で潜在的な欠陥やバグを特定します。
結合テスト
APIとシステムを結合してどの程度接続、通信、API同士で動作するかを確認します。またパフォーマンスと信頼性のテストも行います。
パフォーマンステスト
APIに対するパフォーマンステストを徹底的に行い、予想される極端な負荷の下でアーキテクチャがどの程度安定して応答するかを検証します。APIサーバーが落ちないように改善するため、負荷分散の観点からボトルネックを特定し、改善点を提案します。
セキュリティテスト
脆弱性スキャンや侵入テストからリスク評価、ユーザー認証の確認、セキュリティパッチ、APIゲートウェイの安全性など、さまざまなチェックを行います。
テスト自動化
マニュアルQAエンジニアがリストアップしたテストの中から自動化できるものを自動化QAエンジニアがコードを作成します。さらにDevOpsがコードを継続的に実行されるようにCI/CDやデプロイパイプラインへの設定を行います。
最後に
APIテストサービスを効果的に利用し、機能と安定性の保証されたAPIを提供しましょう。
Desnaでは様々なQAサービスを提供していますが、多くのクライアントがAPIをテストするところから始めています。