ソフトウェアテスト戦略の正しい選択

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開発段階にあるプロジェクトのテストを始めるためにインターネットで調べてみると、さまざまな戦略に基づいたソフトウェアテストの実施方法について、大量の情報が見つかります。何時間も調べているうちに、たった一つの考えが頭をよぎります。「どの戦略を選べばいいのかわからない…」 

これは、ソフトウェアのQAにおいて、よくある状況です。このような場合、最良の方法は、専門家に相談し、Desnaのような評判の良いQA会社に依頼することです。しかし、自分でQAをする場合は、覚えておいてください:プロジェクトによって、効果的に機能する完璧なテスト戦略とはそれぞれ全く違います。

数え切れないほどのテストアプローチとその組み合わせの中から、自分のケースに合うものを見つけ出すために、まずは基本的なことから始めて、次にこのトピックを深く掘り下げていきましょう。 

ソフトウェアテスト戦略とは何か?

一般的に、ソフトウェアテスト戦略とは、プロダクトの品質を可能な限り高くするために行うべき一連の手順のことです。社内のQA部門や外部のQAチームが、設定した品質レベルを実現するための行動計画になります。

例えば、小さな喫茶店のソフトウェアには、隣に立つ銀行のソフトウェアのようなセキュリティテストは必要ありません。また、例えば、何百万人ものユーザーが利用するわけではない1つの施設の電子錠管理のために、専門性の高いモバイルアプリケーションを作成したとしても、性能テストは必要ありません。ですから、時間とお金を無駄にしないためには、どのような戦略を選択し、なぜそれを行うのかをよく理解しておく必要があります。

ソフトウェアテスト戦略の概念についてもっと詳しく知りたい方は、テスト戦略と計画についての関連記事をご覧ください。

静的テスト

初期段階のテスト戦略は、開発中のプロダクトを実際に動かすことなく行う静的テストです。このチェックはコード自体に存在するバグや問題を検出するために必要で、コードのエラーやソフトウェアの構造上の欠陥に起因する問題を回避するために、デプロイメント前の段階で重要です。

Static Testing. Image credit: Guru99

構造テスト

実際に動かしてみないと効果的なソフトウェアの効果的なテストはできません。ホワイトボックステストとも呼ばれる構造テストは、ソフトウェア開発の本番前の段階で発生するバグやエラーを検出し、修正するために必要です。この段階では、ソフトウェアの構造に基づいたユニットテストを、回帰テストを用いて行います。ほとんどの場合、この段階での開発プロセスを高速化するために、テスト自動化フレームワーク内で作業する自動化プロセスとなっています。開発者とQAエンジニアは、ソフトウェアの構造とデータフローに完全にアクセスできるので(データフローテスト)、テストの結果を以前の反復作業の結果と比較することで、システムの動作の変化(ミューテーションテスト)を追跡することができます(コントロールフローテスト)。

Structural Testing. Image credit: JavaPoint

行動テスト

テストの最終段階では、様々な活動に対するソフトウェアの反応に焦点を当てます。つまり、ブラックボックステストとも呼ばれる行動テストでは、ユーザーの視点からプロダクトを見るために、主に手動で数多くのテストを行うことが前提となります。QAエンジニアは通常、ビジネスロジックに基づき、ユーザーが通常行う動作に沿ってユーザービリティテストを行い、バグを発見します。また、反復的な作業が必要な場合、ヒューマンエラーをなくすために自動化(回帰テスト)を行うこともあります。例えば、Webサイトの登録フォームを100個埋める必要がある場合、作成作業を自動化します。


Black Box Testing. Image credit: ReQtest

正しいテスト戦略の重要な原則

最良のテスト戦略とは、通常、各プロジェクトごとに違ったものになりますが、効果的な戦略を策定するための重要な原則は次のとおりです。

早期にテストし、頻繁にテストする

問題を予防することは、問題を解決することよりも常に優れています。開発の初期段階からプロダクトをテストし、必要に応じて頻繁にテストを行うことができる戦略を選ぶべきです。\

チームに対抗するのではなく、チームと協力する

コラボレーションは成功の鍵です。QAの最善の方法は、QAチームが開発チームと協力して、問題が実際の問題になる前に修正することです。DevOpsはあなたが必要とするソリューションです。テスト戦略を選択する際にはそれを念頭に置いてください。

ユーザーの立場に立つ

プロダクトを使用するエンドユーザーに常に焦点を当てましょう。ユーザーのためにソフトウェアを開発しているのですから、ユーザー・エクスペリエンスを最優先に考えましょう。

プロダクトの品質を保証するためには、これらの原則に従うことが必須です。もし失敗すれば、例えばスターバックスのように、バグが発生し60%の店舗が休業に追い込まれるような、非常に悪い結果になるかもしれません。もし、あなたのプロジェクトが利益を得るための戦略をどのように立てればよいのか、ガイダンスが必要であれば、Desnaにお問い合わせください。

ソフトウェアテスト戦略を選択する前に考慮すべき要素

ソフトウェアテスト戦略の選択を誤ると、プロジェクトが失敗に終わる危険性があります。何か重大な欠陥を見落としたり、重要なプロセスを省略したり、プロジェクトの品質を担保するために必要なテストを認識していないこともあります。

プロジェクトのリスク

1回や数回のテストでソフトウェアの機能が停止した場合のことを考えてみてください。プロダクトが開発初期段階にあり、まだリリースされていない場合には、このような状況は致命的ではありません。しかし、あなたのソフトウェアやウェブサイト、アプリケーションに、すでにアクティブなユーザーがいるとしたらどうでしょう?ユーザーは、プロダクトがクラッシュしたり、間違った方法で機能したりする状況に耐えられず、離れていってしまうかもしれません。それはあなたのビジネスに影響しませんか?

プロジェクトの目的

ソフトウェアテスト戦略を成功させるためには、テストが第一の目的であってはなりません。テストは、プロダクトをより良くするため、すべての改良をシームレスに統合するため、ユーザーエクスペリエンスやソフトウェアの機能に影響を与えるバグを修正するために必要です。このことを念頭に置いて、適切なテスト戦略を選択してください。

考慮すべき規制

ソフトウェア、ウェブサイト、アプリケーションを開発する際には、エンドユーザーが最優先であることを忘れてはなりません。例えば、モバイルアプリケーションの場合、ユーザーの居住地が異なるため、お客様の国で適用されているルールや規制に準拠しなければなりません。また、官公庁の施設向けにプロダクトを開発する場合などは、アクセシビリティに関する要求事項(米国のWCAG2.1やEUで採用されているEN 301 549など)に従わなければなりません。考えてもみなかった、意識していなかったテストの量を考えてみると、テストのプロセスについて、まだまだ学ぶべきことがたくさんあることに気づくはずです。

自分のプロジェクトに当てはまるかどうかの判断が難しい場合は、QA会社に効率的なソリューションの開発を委託するのがよいでしょう。

最適な求められるソフトウェアテスト戦略

適切なテスト戦略を選択することは、簡単なことではありません。自分自身で行うことも、インターネットでアドバイスを求めることも、あるいはプロのQAチームから包括的で効果的なソリューションを得ることもできます。ただ、その選択がプロダクトの将来やビジネスの評判にまで大きく影響する可能性があることを忘れないでください。

Desnaでは、上記の重要な原則に基づき、あらゆるプロダクトに対して独自のテスト戦略を立てる方法を持っています。お客様の要求や仕様に基づいて、それぞれのプロジェクトを徹底的に分析し、最適なソリューションを提供します。最高のサービスと高品質なプロダクトを必要とされる方は、ぜひ当社にご連絡ください。

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